炭水化物を多く含む食品
雑穀類
コーンフレーク、ライ麦パン、ごはん、スパゲッティ、蕎麦
いも・でんぷん類
さつまいも、じゃがいも
甘味料類
砂糖、はちみつ
果物類類
レーズン、干し柿、バナナ、りんご
炭水化物とは
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維
炭水化物は体内に吸収されてエネルギー源となる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」である。
炭水化物の働きと役割
糖質
糖質の主な役割は、エネルギー源になることです。
エネルギー源となるのは炭水化物が体内で分解されてできた「ブドウ糖」です。
ブドウ糖は主に以下の組織で利用されています。
- 脳
- 神経組織
- 赤血球
- 精巣
- 酸素不足の骨格筋
特に脳はブドウ糖を多く使うため、炭水化物が不足してしまうと「疲労感」「判断力の低下」が起きてしまう。
また、ブドウ糖のエネルギーが不足すると次にたんぱく質を分解してアミノ酸をエネルギー源とするため、筋肉量が減量し代謝も悪くなり太りやすく痩せにくい体になる。
一方、過剰摂取するとエネルギーとして消費されなかった分が中性脂肪として作り変えられて肥満を引き起こす。
食物繊維
基本的に便としてカラダの外へ排泄されるが、腸内環境を整えたり、脂質の吸収を緩やかにしたり、体の中で大切な働きをしている。
ただ、炭水化物中の食物繊維はごくわずかのため炭水化物の量は糖質量と同じと考えてよい。