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アミノ酸の体内での働きを簡潔にまとめました

簡潔にまとめると

  • 運動後の疲れがとれやすくなる
  • 筋力アップ
  • 細菌やウイルスから体を守る免疫力を高める
  • 基礎代謝を高めて脂肪を燃焼しやすくする
  • 肌、髪、爪の成分になる

もっと詳しく解説

アミノ酸は体にとって水分の次に重要で、肉・魚・ごはんなどから摂取できる。

バリン・ロイシン・イソロイシン

アミノ酸の一番の働きといえば、体を作る筋肉への効果。

その中心となるのが「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」であり、「BCAA」とも言われる。このBCAAは運動後に損傷した筋肉を修復・増強したり、疲労を軽減させる働きをする。

また、運動前にBCAAを摂取することで持久力維持にも効果がある。理由は、通常は糖質(グリコーゲン)をエネルギー源にしているが、糖質が不足するとたんぱく質を分解してBCAAをエネルギー源として使うため。

アルギニン

成長ホルモンの分泌の促進や、脂質代謝の促進免疫機能を高めるといった働きをする。

成長ホルモンとはアミノ酸から作られるもので、筋肉や骨・皮膚を強くしたり、代謝を助ける大切な役割を担う。

代謝とはエネルギーを作ったり放出したりすることで、代謝がいい=太りにくい体である。

また、肌や髪にも多くのアミノ酸が含まれており、特にアルギニンは美肌づくりに欠かせない存在。

予備知識

アミノ酸は多数の種類があるが、体を作るものはたったの20種類。

その中で「必須アミノ酸」「非必須アミノ酸」の2つに分けられる。

必須アミノ酸

食べ物など体外からしか摂取できないもの。

バリン・ロイシン・イソロイシン・ヒスチジン・メチオニン・スレオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・リジンの9種類

非必須アミノ酸

体内の成分で作り出せるもの。

グリシン・アラニン・セリン・アスパラギン酸・アスパラギン・グルタミン酸・グルタミン・アルギニン・システイン・チロシン・プロリンの11種類