とある芸能人のブログを拝見したときに
「低気圧だから体がだるい」
と書かれていたのが低気圧について調べるきっかけとなりました。
なんで低気圧だと体がだるくなるの?
そもそも低気圧ってなんだ?
といった観点でわかりやすくまとめてみました。
低気圧とは
簡単に言うと
空気が薄い状態のこと。
台風のように低気圧や高気圧も移動している。
もうちょい詳しく
空気にも重力がかかるので重さがある。
この空気の重さのことを「気圧」と呼んでいる。
低所であればあるほど上から降りてくる空気の重さがプラスされるので物体が重く感じる。
高所であればあるほど空気の重さは低所よりもないので物体が軽く感じる。
ではなぜ上から降りてくる空気に押しつぶされないのか?
それは体外から受ける気圧だけでなく、体内から体外への気圧があるため、
私たちは気圧に押しつぶされることがない。
低気圧ができる理由
低気圧は上昇気流が起こることによってできる。
地上付近にある空気が上空に向かって上昇すると低気圧になり、
上空から地上に向かって空気が下降すると高気圧となる。
台風や低気圧は水蒸気が多く含まれているため上昇気流が起きやすくなる。
低気圧になるとどうなる?
低気圧になると上空に冷たい空気が流れて雲が発生するので雨が降りやすくなる。
逆に高気圧だと雲ができにくくなるため晴れやすくなる。
体調面の変化としては、低気圧だと空気が薄くなることで体内から体外への気圧のほうが大きくなるので体が膨れ上がりむくんだ状態になる。
それに加えて空気も薄いので酸素が体内に回りにくくなってめまいや頭痛が起こりやすくなる。
山に登ったり飛行機に乗るとポテトチップスのような袋が膨らむ。
- 低気圧だと天候が悪くなりやすい
- 低気圧だとむくみやめまい、頭痛が起こりやすい
低気圧と台風の関係
台風は言い換えれば大きな低気圧です。
台風は熱帯低気圧が発達することで発生します。
つまり、熱帯地域(赤道付近)で発生した低気圧が発達したもの。
ちなみに余談ですが、台風には「台風第○号」のように番号が付けられますが、この番号の付け方って皆さんご存じでしょうか?
台風の番号の付け方は毎年1月1日以降に最も早く発生した台風を第1号とし、以後台風の発生順に番号をつけている。
ただし一度発生した台風が衰えて再び発生した場合は同じ番号となります。
- 台風は赤道付近で発生した低気圧が発達したもの
- 台風の番号は毎年1月1日以降発生した順番に1号から付けられる
最後までお読みいただきありがとうございます。