ある日美味しくて高めの焼き肉屋に行った時のコース料理で
「こちらセンマイです」
と言われ出てきたのが知ったきっかけ。
コースの1品目に出てきたのと、見た目は野菜の感じだったので肉とは関係ないと思っていたけど調べると肉の部位だったので衝撃を受けました。
味も食感もかなり美味しかったのでまとめてみました。
どんな食べ物?
簡単に
牛ホルモンの一つで、4つある胃袋のうち第三胃部分がセンマイにあたる。
もうちょい詳しく
センマイは黒くてトゲトゲしたヒダのようなものがあり、
あまり見た目がよろしくないのが特徴です・・・。
上の写真はあまり不快感ないものを選びましたが、
もっと気持ち悪いのもあるので気になった方は自己責任で調べてみてください。
この黒いヒダをとると白センマイといい見た目は全然よくなります。
牛には4つの胃袋がある
牛は胃袋が4つあります。理由は牛は草を食べ、戻し、再び食べるというのを繰り返す(反芻はんすう)習慣があるため4つに分かれています。
この4つの胃袋には名前があります。
第一胃部分
4つの中で一番大きい胃袋で「ミノ」と呼ばれています。
ホルモンといえばまさにこれというやつです。
食べごろが難しくて、かなり弾力があるのが特徴です。
第二胃部分
「ハチノス」と呼ばれ、蜂の巣のように六角形が並んでいる見た目をしているのが特徴です。
第四胃部分
「ギアラ」と呼ばれ、見た目は「ミノ」に似ている。
「ギアラ」のほうが「ミノ」より脂がのって旨味が強いのが特徴。
食感や食べ方など
私が食べたセンマイは黒いヒダが取れた白センマイに、タレがかかっており春雨みたいにツルっと食べれるものでした。
食感は「コリコリ」で程よい歯ごたえがありかなり美味しかったです。
クラゲのホルモンバージョンという表現が一番しっくりきます。
ホルモンは噛み切れないイメージがありますが、細いので全然そんなことなく本当に「心地よい歯ごたえ」という感じです。
センマイの定番の食べ方は「センマイ刺し」が有名です。
センマイ刺し
センマイ刺しは生ではなく茹でたものを細く切って、少しピリ辛のタレを付けて食べます。
サラダ感覚以外でも焼肉としても食べれます。
焼肉として食べる場合は、さらっと焼く程度がちょうどよく、焼きすぎると硬くなってしまうので注意が必要です。
「ミノ」とは真逆ですね。
ネットやスーパーにもあるので気になったら是非食べてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。