ニュースを見ていた時に発展途上国と先進国という言葉を耳にした。
学生の頃習った気もするが全く覚えてない。。。
日本が先進国というのは知っていたが、実際にどんな国が発展途上国でどんな国が先進国なのかが分からなかったので調べてみました。
意味
簡単に
主に開発が遅れている国を指す言葉で、
経済発展が進んでないため貧しい環境であることがほとんど。
もうちょい詳しく
世界の約7割が発展途上国である。
発展途上国といっても先進国と同じような暮らしをしている所もある。
地球で見ると「南アフリカ」「南アジア」といった南半球側で多く見られ、逆に北半球では先進国が多く集まる。
開発途上国とも呼ばれ、今ではこっちのほうが浸透してきている。
発展途上国の中でも特に開発が遅れていて経済が不安定な最貧国を「後発開発途上国」と呼ぶ。
具体的には「カンボジア」「ネパール」「ミャンマー」「スーダン」などが後発開発途上国に分類されている。
逆に発展途上国の中でも特に経済成長の可能性を秘めた国を「新興国」と呼ぶ。
具体的には「ブラジル」「ロシア」「中国」「インド」「南アフリカ共和国」が新興国に分類されている。
(中国って発展途上国だったの・・・!?)
後発開発途上国リスト(Wikipedia)
どんな国が対象か
発展途上国リスト
先進国と発展途上国を分ける線引きは「ODA(政府開発援助)受け取り国リスト」に載っているかどうか。
これは経済的に先進している国が発展途上国を支援しますといったいわゆる支援リストのこと。
発展途上国であれば支援を受ける側なので、ODA(政府開発援助)受け取り国リストに載っていると発展途上国に分類されます。
具体的にどんな国が対象かは下のリンク(Wikipedia)を参照してください。
➡ 発展途上国リスト
発展途上国を卒業した国
発展途上国が先進国になるには、もう支援はいりませんよという「申告」しなければいけない。
つまり、経済は発展しているけど支援は受け続けたければ申告せず発展途上国として登録したままというのもできる。
そのため、明らかに発展していそうで先進国と同じような暮らしをしていても発展途上国としてみなされるんですね。
発展途上国を卒業した国
- 台湾
- 韓国
- シンガポール
- ブラジル
先進国について
発展途上国の対義語として先進国もあります。
先進国については下のリンクを参照してください。
➡ 先進国とは
最後までお読みいただきありがとうございます。