天候の事象について調べ物をしている際に「熱帯」という単語を見つけました。
たまに会話に出てきたり文章で見たがちゃんと調べたことはなかったので調べました。
文字だけ見て「熱い地帯なんだろうなぁ」という印象ですが、
この記事では具体的にどこら辺の国・地域なのか?
熱帯地域だとどんな特徴があるの?
亜熱帯も聞いたことあるけど違いは?
といった観点でまとめてみました。
熱帯とは
簡単に
最寒気温の平均が18度以上のこと。
つまり、一年中熱い地帯のこと。
もっと詳しく
緯度が低くて年中温暖であり、赤道を中心に「北回帰線」「南回帰線」に挟まれた地域のことで、上の図でいうと上方の点線が「北回帰線」で下方の点線が「南回帰線」を指す。これらの間にある線が「赤道」である。
赤道に近ければ近いほど熱く、緯度が低くなる。
逆に赤道から遠ければ遠いほど気温が低く、緯度が高くなる。
熱帯に似た単語に「亜熱帯」というのがあり、聞いたことある人も多いと思うが、これは熱帯の次に熱い地域を指す。「亜」とは「上位や主たるものに次ぐ」という意味を持っている。
日本の沖縄県や台湾の台北市、中国の広州市などが亜熱帯に属する。
- 熱帯は赤道付近の地域を指す
- 赤道に近いと気温が高く、遠いと気温が低い
- 赤道に近いと緯度が低く、遠いと緯度が高い
- 「亜熱帯」とは「熱帯」の次に熱い地域のこと
熱帯地域ってどこ?
熱帯地域は赤道に近い所で北回帰線と南回帰線の間にある地域。
熱帯地域の例
- ベネズエラ
- コロンビア
- ケニア
- シンガポール
- フィリピン
- インド
- タイ
- マレーシア
- インドネシア
- ブラジル
熱帯地域の特徴
- 降水量が多く、スコールがみられる
- 熱帯雨林(ジャングル)がある
- 長草草原(サバンナ)がある
- 土壌がみられる
熱帯雨林
長草草原
土壌
降水量が多い理由
・気温が高いから水が蒸発し上昇気流が生じやすいため
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