同じ飲食店なのに店舗によっておいしさが違う!?と思ったことありませんか?
この前友人に○○店は美味しかったけど○○店は全然おいしくなかった
といった会話をしました。
すると友人がそこ(店名)ってフランチャイズだっけ?
と質問が返ってきました。
なので「多分フランチャイズだと思う」と知ったかぶりをしました。
「フランチャイズなら店舗によってレベル違ってくるかもね」
と言われたのがきっかけでフランチャイズについて調べました。
フランチャイズとは
イメージしやすいように「日本マクドナルドホールディングス株式会社」を例として説明します。
A君は今企業したいと考えています。
でもA君は企業する上での自分なりの経営方針などに自信がありません。
そこでA君はマクドナルドとフランチャイズ契約を結びました。
そしてA君はマクドナルドのブランド名、ロゴ、商品、経営ノウハウなど企業に必要なものを本部であるマクドナルドからお金を払って使用許可を得ました。
見事にA君はマクドナルドを背負いながら企業することに成功しました。
このようにフランチャイズとは個人または法人がフランチャイズ本部(例でいうマクドナルド)と契約を結び本部のブランド名を使って事業を運営するシステムのことを指す。
このA君の店舗のことを「加盟店」ともいいます。
- 個人や他事業者がフランチャイズ本部にお金を払って経営あれこれを貰い・学んで事業運営をしていくシステムのことをフランチャイズという
- フランチャイズ本部に加盟した店を加盟店という
チェーン店について
ここも先ほどと同様に「日本マクドナルドホールディングス株式会社」を例として説明します。
実際にマクドナルドはA君のようにフランチャイズ契約を結んだ加盟店だけで事業展開しているわけではありません。
本部である「日本マクドナルドホールディングス株式会社」が展開しているマクドナルドの店舗も存在します。
このようにフランチャイズ本部が自ら開業している店をチェーン店といいます。
このチェーン店のことを「直営店」ともいいます。
フランチャイズ=チェーン店と勘違いしている人が多いようなので注意が必要です。
- フランチャイズ本部が自ら開業している店をチェーン店(直営店)という
- フランチャイズ=チェーン店ではない
加盟店と直営店について
加盟店
フランチャイズの本部と契約を結ぶ個人や法人のことを加盟店という。
加盟店は本部に対してロイヤリティ(ロゴの使用許可、商品の販売権、経営ノウハウなど)を支払わなければいけない。
このロイヤリティの支払い方法はいくつか種類がある。
①粗利益配分方式
収益性に応じてロイヤリティを設定する
②売上高比例方式
売上高の一定割合をロイヤリティとして設定する
③定額方式
業績にかかわらず一定額をロイヤリティとして支払う
④営業規模比例方式
店舗面積、部屋数に応じてロイヤリティを支払う
⑤商品供給代替方式
加盟店に供給する商品などの価格にロイヤリティが含まれている
加盟店は本部から経営のあれこれを貰えるので開業しやすい。
一方で本部の経営方針に従って運営するため自由度は低い。
直営店に比べて加盟店は味や品質などが劣りやすいという意見もある。
- ロイヤリティの支払い方は色々ある
- 本部からいろいろ貰えるから開業しやすい
- 自分好みで経営できないので自由では低い
直営店
直営店はフランチャイズ本部が展開する店(チェーン店)である。
フランチャイズ本部は基本的に直営店の従業員の意見をもとに商品開発や改良などを行いより良い店へと発展させている。
そのため、加盟店と比べて自分の意見が通りやすく自由度が高い。
また、直営店は加盟店よりも会社への帰属意識などが高いということもあり質の良い店舗が多い印象がある。
- 加盟店と比べて自分の意見が通りやすく自由度が高い
- 加盟店より質の良い店舗になりがち
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