言語系

スコール

友達とシンガポールの話をしている時に

「スコールとか浴びてみたいじゃん」

と言っていて私だけ

「スコールってなんだ・・・???」

となって苦笑いしてやり過ごしたので、調べてみました・・・。

スコールの意味

一般的に知られている意味と実際の意味で違うらしい。

〇一般的に知られている意味

急に数分間に渡って降る雨(ほぼ毎日)

〇実際の意味

急に数分間続く突風のこと(ほぼ毎日)

スコールについて

スコールはハワイやグアム、シンガポールなどの熱帯地域でよく起こる現象である。

上の写真を見たらわかると思うが、なかなか激しい雨。。。

なぜ、熱帯地域でよく起こるのかというと、「気温が高い」ためである。

気温が高いと水が蒸発しやすく上昇気流が起きる。そして、蒸発した水が雨となってまた地上に降ってくるという仕組み。

熱帯地域では気温が高いため、上昇気流が起きやすく、降水量が多い。

ゲリラ豪雨・夕立との違い

スコールに似た意味で「ゲリラ豪雨(ごうう)」「夕立(ゆうだち)」という言葉がある。

それらとの違いはなにかというと、ほぼ毎日来るかどうかの違いである

ゲリラ豪雨

たまに来る豪雨で長くても1時間程度

夏の時期のように地表近くの空気が日差しによって温められると大気の状態が不安定になってしまう。

大気が不安定な状態のときに対流が起こると積乱雲が発達し、これがゲリラ豪雨のもととなる。

※対流とは、加熱によって空気が流れるように入れ替わることで、
下方を加熱すると膨張し、上方の冷たい空気が下方に移動する循環のこと。

夕立(ゆうだち)

夏の午後から夕方にかけてたまに来る土砂降り雨

実際にはゲリラ豪雨として扱われることもある。

にわか雨程度でも夕立判定となり、雨量に基準は特にない。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。